チョコレート

ワインエキスパート試験について

ワイン関連の資格は、もともとソムリエとアドバイザーの2つだけでした。
その中でもソムリエは、世界に通じる資格として知られています。
ワインのオリンピックと呼ばれる、世界コンクールも開催されていて、わが国からチャンピオンを輩出しており、世界の注目を浴びました。

特に韓国で開催された世界大会では、惜しくもチャンピオンは逃したものの、2位、3位と日本人が続けて入選したことで、”ワイン大国日本”という印象を世界に与えました。
ソムリエよりワンランク下にアドバイザー資格があり、毎年全国大会が開催されています。
実は愛好家のための資格も平成19年度以降開設されています。

いわゆるファン資格なので、20歳以上であれば職業不問、実務経験皆無であっても受検可能です。
かなりハードルが低い分、気軽に取りかかりやすい資格です。
とはいえ、正確に品質判定できる知識と経験を要求されますので、馬鹿にできないものがあります。

幅広いワインの知識を身につける事ができるので、勉強するだけでも楽しい資格です。
資格取得して5年以上過ぎれば、シニアクラスへの挑戦権も得ることができます。
ただし30歳以上という年齢制限が新たに発生しますので、20歳で資格取得した場合、10年またなければなりません。

受験者の中には、将来ソムリエに就任する事を見込んで受ける人も多いです。
そういう意味ではソムリエへの登龍門とも言える資格です。
何せ、ソムリエから資格取得をスタートさせたとして、3年またなくてはなりません。

シニアまでめざすなら、6年必要になります。
そこまで待てないという人や、力試し的に受けたいという人もいます。
実務経験も、十分積んでいるなら、結果的には難易度もほとんど差がなくなりますので、まったくの無知から始めるよりは、受検も楽になります。
すべて協会認定の資格なので、まずは協会に参加しておけば、重要な情報や試験関係の資料をダウンロードできます。
民間団体ですが、厚生大臣認定の公認資格ですから、取得しておくだけで、就職にも便利です。


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