チョコレート

ワインのボトルがペットボトル

運んでいる途中で、うっかりビンを落として破損してしまった、飲み終わった後のビンやコルクの始末に困った、宅のみしたいのに、家まで運んでくるのが重たくて大変、もっと手軽にワインを楽しみたいのに、いざ購入となると、なんか敷居が高い、家計に負担がかかる、こういった事で、ついワインは大好きだけど購入までは・・・と思っている人、特に女性で多いのではないですか。
ワインはどのような料理にも合います。
美肌効果も健康にも良い成分が豊富ですので、ぜひ普段の食卓に最低1本は上げて欲しいものです。

夫婦2人だけの小家族でも無駄にならないためにハーフサイズも出回るようになりました。
まさかまさかの缶ビールならぬ缶ワインも登場、スポーツ観戦やピクニックにも持ち運びしやすい、もちろん1人しんみりと月夜の晩に楽しみたいというロマンチストにもオススメです。
重さ、割れやすさ、品質保持はとりあえず解消出来ています。

しかし缶はどこまで言っても缶です。
贅沢を言えば、若干ムードに欠けるという声もちらほら・・・。
その声に追い打ちをかけるように、ペットボトルも市販されるようになりました。

手軽さもここまできたかという感じです。
ビールにペットボトルは定番になりましたから、ワインだって、ペットボトルが出てきても当然の流れと言えます。
ただし、賛否両論あって、難しい問題があるのです。

世界レベルの協会の言い分としては、通常のペットボトルは透過性なので、温度管理が難しく品質の劣化をおこさないか、プラスチック製で出来ている分、悪質な科学物質が溶け出さないか、スパークリングのように発泡酒には不向きなど、様様な理由を挙げています、特に品質管理に厳格なフランス業界からの圧力はかなり大きいのです。
それにも関わらず、ペットボトルワインは大量に市販され続けています。
上記の問題解決のために、表面をコーティングしてみる、酸化防止剤としてビタミンCを混合させる、密閉のためにふたにも工夫を凝らすなど、様様な研究開発が繰り返されています。

製造元がペットボトルに拘る理由は、なんといってもコスト削減が一番です。
製造コストが下がれば、飲み手である私たちも、安くて良いワインを手に入れる事ができます
リサイクルもできるので、エコになります。
何はともあれ、ワインがより身近になってきたと言うことこそ、ペットボトルが多くの人に受け入れられる最大の理由ですから、実際はメリットが大きいのですけどね。


Copyright(C) 2013 お酒を美味しく飲む方法 All Rights Reserved.