チョコレート

甲州ぶどうのワインの詳細

生産量、ワイナリー共に全国一のワイン王国、山梨には世界に誇れる銘酒が、まだまだあります
恵まれた環境で育った葡萄は、熟練の職人達によって、大事に育てられ、じっくりと熟成されて美味しいお酒に育っていきます。
その1つ甲州ワインは、原産地はヨーロッパですが、もはや誰がもたらしたものか分からなくなったというほど長い歴史の中で、育っていったお酒です。

明治の頃にはすでに一部の愛好家らによって飲まれていました。
最古の歴史は1000年以上前のものです。
当時の杜氏らが、清酒造りのノウハウを生かして、試行錯誤の末生み出されたのが勝沼ワインでした。

それから100年あまり、世界の著名なコンクールを総なめにするほどの銘酒に育っていきました。
杜氏たちのお酒造りにかける情熱と匠の技が生み出した、日本ならではのジャパニーズ・ワインです。
甲州ワインがここまで成長できた背景には、やはり山梨の気候や風土が大きく関与している事はいうまでもありません。

周囲を南アルプスの山に囲まれた盆地であったため、日照時間が長い分、からっとした気候をしています。
こうした環境が、美味しい甲州葡萄を育み、世界の銘酒を生んでいるのです。
葡萄の作付面積も全国一を誇っています。

広大な葡萄園で、農夫達に大事に育てられた葡萄が、勝沼を中心にワイナリーへ運び込まれ、徹底した品質管理の中で、丹念に熟成されて世に出て行きます。
甲州ワインは風味や製法により、いくつもの種類に分けられます。
辛口ワインを生み出す特殊製造法によって生み出されたシュール・リー、渋みが特徴の白、もっとも人気のある甘口、スパークリング、柑橘系の香りがほんのりただようフルーティーで香りのよいもの、古代製造法を用いた樽仕込み、これだけの種類が現在製造されています。
ぜひ山梨を訪れた際には、ワイナリーを訪れて、和製ワインを直接堪能してください。
見るのときくのとは大違い、体験してみなければ、甲州ワインのほんとうのすばらしさはわからないでしょう。


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